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オーストラリアの報道番組「LATELINE」がセックスワークを特集。「スウェーデン、買春する客を処罰対象に」

オーストラリア放送協会(ABC)
2015年3月13日放送
報道番組「LATELINE」

スウェーデン、買春する客を処罰対象に
http://www.abc.net.au/lateline/content/2015/s4197603.htm

翻訳:

レポーター: Mary Gearin
リード:いわゆる北欧モデルは、セックスワーカーではなく、買春をする客を警察が取り締まるというものである。しかし売春に携わる人々の間からは、このような法律は、実際にはセックスワーカーに不利な状況をもたらすことになっているという声が上がっている。

トランスクリプト

EMMA ALBERICI(キャスター):セックスワークはたんなる仕事のひとつに過ぎないのでしょうか、それとも女性に対する搾取なのでしょうか?その答えは、あなたがセックスワークは全面的に禁止されるべきと考えるかどうかで異なってくるでしょう。
アメリカ国務省は、売春を人身売買と関連づけ、売春は本質的に有害かつ非人間的で、人身売買を促進するものだとしています。

ヨーロッパの中で、スウェーデンは比較的セックスワーカーが少ない国です。1999年にスウェーデン政府は世界で初めて、セックスを売ることではなく、買うことを犯罪化しました。

 

4/29(水・祝)18時~SWASH活動報告会in東京

4/29(水曜・祝日)18:00pm千駄ヶ谷区民会館で、SWASH活動報告会を開催します!セックスワーカーの相談支援、風俗店長・男性スタッフへの研修、セクマイSWへのアウトリーチ、スペシャル☆セックスワーカー対談など盛りだくさん!

 

世界保健機関(WHO)国連合同エイズ計画(UNAIDS)後援「女性とエイズに関する世界連合」(GCWA)ニュースレター第3号

女性に対する暴力とHIV/エイズ―深刻な交差
セックスワーカーに対する暴力とHIV感染予防

なぜセックスワーカーに対する暴力とHIVに焦点を当てるのか
「パスポートがないからつかまるんです。……写真を撮られ、お金を要求されます。お金がないと、やつら(警官)は無償奉仕(無防備の無償のセックス)を求めるんです。……いつもそう。さからったら、げんこつで殴られます。ひどいもんです。……一度など私の髪をつかんで車に引っぱり込み、言うんです。誰かにしゃべったら、薬を打つぞって」
(セックスワーカー、22歳、中央アジア)

 セックスワーカーは今日の世界で最もHIVに感染しやすい集団に含まれる。インド、インドネシア、カンボジア、ロシアなどHIV感染率が低い国でHIV感染が最初に急速に広がるのがセックスワーカーであり、セックスワーカーの65%が感染している国もある。サハラ以南アフリカ諸国など、エイズが蔓延している国でも、セックスワーカーの感染率は過度に高く、カメルーンのヤウンデで30%、ケニヤのキスムでは75%にもなると推定されている。

 

「アメリカ、タイ政府はセックスワーカーをスケープゴートにするな」(2015年3月2日付・バンコクポスト)

タイのセックスワーカー支援団体Empower Foundation代表のノイさんと、Empowerチェンマイ支部のリズさんがバンコクポストに寄稿した記事(翻訳)を紹介します。
(新聞記事URL)
http://www.bangkokpost.com/opinion/opinion/486141/us-thailand-must-end-s...

「アメリカ、タイ政府はセックスワーカーをスケープゴートにするな」

この10年以上毎年タイは、アメリカの人身売買年次報告書において、「タイはアメリカの人身売買政策の言う通りにしていない」、「タイの入国管理/取り締まりはまだまだ足りない」など、文句を言われ続けています。

タイの国が性産業における人身売買撲滅のためにやっていることと言えば、毎年数百人(そのほとんどが若い女性たち)を拘束して、人身売買被害者として強制送還することです。

毎年、人身売買をなくすための風俗摘発という繰り返されるお決まりの発表を私たちは聞き続けていますが、問題は続くだけです。

 
 

スウェーデン性教育協会による、スウェーデンの買春者処罰法の効果と影響に関する調査報告書(ダーゲンス・ニュヘテル紙の記事より)

スウェーデンの大手新聞、ダーゲンス・ニュヘテル紙に2/2に掲載された、買春者処罰法の効果と影響に関する報告書を紹介する記事を訳しました。(詳細な数値は、元の記事をご参照ください)
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昨年、スウェーデン性教育協会(RFSU)は、1999年に施行した買春者処罰法の効果を調べるため、調査レポートをマルモ大学に依頼。

2月2日に発表された報告書は、多くのメディアの注目を集めた。インタビューで、RFSU代表のKristina Ljungros氏は、「2010年に国が出した、『(買春の)需要は減っている』という評価には、根拠がない」と述べた。

 

サンフランシスコSWフィルム&アートフェスの出品映像を募集

サンフランシスコ・セックスワーカー・フィルム&アートフェスの出品映像を募集しています。
フェスティバルは5月16~23日。応募締め切りは3月1日。
映画・ビデオの応募要領は以下。
細かい仕様のこと、実際の送付・支払方法など真剣に応募したい人は英語も確認してください。

1) 性産業で働いたことのある人、または
2) なんらかのセックスワーク(以下SW)についての仕事をしたことのある人が、監督またはプロデュースしたもの。
3) 注意事項:主催者はアート、実験的作品、音楽ビデオ、物語/証言、ドキュメンタリーなど、売春ほかのSWについての従来のステレオタイプやスティグマに挑戦するあらゆる作品に関心があります。作家の同意のもとに、主催者がもっている【ネット上ではなく物理的に存在する、と言う意味だと思います】SW映像ライブラリーに所蔵され、研究者や活動家に公開されます。

以上の範囲に当てはまらない作品は応募しないでください。エントリーフォームは
http://www.sexworkerfest.com/docs/swentry.html
1作品ごとに1応募することが必要です。

4) 応募費用は1本10USD(【同じ作家の】追加1本ごとに5ドル)。締切すぎても1本20ドル(追加10ドル)で受け付けます。

 

ブブ・ド・ラ・マドレーヌさん講演会のご案内

SWASH創始者でもある、ブブ・ド・ラ・マドレーヌさん講演会のご案内です。
「性的労働と性暴力の間に線引きはできるのか」「セックスの売買の現場で性的健康はどのように保障され得るのか」「セックスワーカーのストーカー対策」等についてお話を聞けます。

2014年12月18日(木)18:00開始 参加無料
龍谷大学深草キャンパス 矯正・保護総合センター 至心館1階
主催 科学研究費補助金研究(基盤研究B)
「治療的司法論の理論的展望と日本的展開:当事者主義司法の脱構築に関する学融的研究」(石塚班)
共催 龍谷大学矯正・保護総合センター

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ブブ・ド・ラ・マドレーヌ:1992年、友人のHIV感染をきっかけにHIV/エイズやセックスワークに関する活動を始める。1995年にセックスワーカーの自助ネットワークグループを立ち上げ、1999年より厚労省の研究事業に参加。2011年から2013年まで、地域生活定着支援センター相談員を務める。