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第6回「シングルマザーと子育てのお役立ち情報」

意外に知られていないシングルマザー・子育て支援の公的サービスの数々。
こうした情報に詳しいのが、“しんぐるまざあず・ふぉ~らむ”の赤石千衣子さんと、“子ども情報研究センター/女性のための離婚相談まえむきIPPO”主宰の大森順子さん。セックスワーカーと子どもの相談に親身になってくれるお二人にいろいろ教えてもらいました!

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教えて!赤石さん♪

Q.行政のシングルマザーの子育て支援にはどんなものがありますか?

A.児童扶養手当、医療費助成、看護師等資格取得のための高等技能訓練促進費(住民税非課税世帯に2年間、月10万円給付)、夜間/宿泊保育サービス、困窮時の貸付金など、さまざまな支援サービスや給付金があります。
地域によっては、子どもの塾費を助成してくれるところもありますので、お住まいの地域の自治体HPの子育て支援ページを参照してください。申請する場合、役所の窓口で必要書類が揃わないと何度か出直しになることがあったりしますが、めげずに行ってみましょう。事前に電話で必要書類を聞いておいてください。 役所に電話をして「母子支援担当の方をお願いします」と言うと取り次いでくれます。

Q.収入が低かったり収入を証明できないと親権を諦めるしかないですか?

A.親権について思い悩む人もいますが、収入が低いから子どもを引き取れないということはまずありません。
子どもを育てているという現状が優先です。今子どもと離れて暮らしている場合は、弁護士を通して面会交流の依頼を出して、子どもに会う機会を作ることができます。まず「子どもに会いたい!」という思いを叶えるところから始めていきましょう。
会えることで気持ちが満たされることもあるので、子どもの養育を諦めている方には明るい話題になるのではないでしょうか。

Q.パートナーからの暴力がひどくて…どうすればいいですか?

A.もし同棲している相手から暴力を受けているなら、避難できるシェルターがあります。緊急性を要する時にはすぐに保護してくれるので、少しでも辛いことがあったら一人でがんばりすぎず、まずは相談しましょう。
内閣府のDV相談ナビダイヤル(0570-0-55210)や各自治体のHPに記載されているDV相談窓口、女性相談窓口が電話対応をしています。よりそいホットライン(0120-279-338)も相談を受け付けています。

教えて!大森さん♪

Q.子どもを一時的に預かってもらいたい時はどうしたらいいですか?

A.各地にファミリーサポート事業(ファミサポ)というものがあります。これは、「子育てを応援したい人」と「子育てを応援してほしい人」とのマッチングをする活動です。子育てを応援したいサポーターは、子育て支援の養成講座の受講を経て、地域の保育をサポートします。「子どもの送迎を頼みたい」「美容室に行ったり、ゆっくり買い物をしたい」など、一時的に子どもを預かってもらいたい時に、1時間600~800円くらいで利用することができます(夜間や土日祝は900円くらい)。
また、近所の保育所でも一時保育をしているところがあります。母子世帯の場合は無料で預かってくれる自治体もあるので利用してみましょう。

Q.助けが欲しいけど、出かける余裕がなくて…。家まで来て助けてくれるサポートはありますか?

A. 1時間数百円で、家事や掃除、育児を行うヘルパーさんを派遣してくれる制度があります。ただし地域によっては制度を取り入れていないところもあるので、役所に問い合わせてみてください。また、大阪府堺市などでは、子育てアドバイザー(ボランティア)を無料で家に派遣してくれるサービスがあります。
このサービスでは、子育てに関する悩みや疑問を相談でき、それについての知識やアドバイスを聞くことができます。

Q.親子で集まったり交流できるところはありますか?

A.各地に、シングルマザーの親子が集まる催しや交流会や、子どもと一緒に遊べるつどいの広場など、毎週楽しく親子で参加できるイベントがあります。ぜひ各団体のHPのリンク先をチェックしてみてください。
2012年には、大阪のギャルママさんたちと、シングルマザー/子ども支援団体がコラボしてイベントをしました。イベントでは、ハンドマッサージやメイク体験、子育て・DV相談など、さまざまなブースを出展し、会場で子どもの世話をしてくれるおばちゃんたちも、ギャルママさんたちもたくさん参加されました。引き続きこのようなイベントを企画・開催したいと思っています。

《しんぐるまざあず・ふぉ~らむ》
ホットライン 03-3263-1519 (火曜・水曜16時~21時)

《子ども情報研究センター》

《女性のための離婚相談 まえむきIPPO》